後漢書

『後漢書』東夷伝の中には倭(後の日本)について記述があり、古代日本の史料になっている。この「倭条」は成立は280年代とされる『三国志』の「魏書」東夷伝倭人条(いわゆる「魏志倭人伝」)を基に作られているとされるが、反論を唱える学者もいる。

「魏志倭人伝」にない記述として、安帝永初元年 倭国王帥升等献生口百六十人 永初元年(107年)に倭国王帥升が人材(労働者)を百六十人を献上したとある。これが史料に出てくる初めての倭人と言うことになるが、一文のみで詳しいことは分かっていない。一説には万里の長城の建設人員を倭国に求めたという。また「魏志倭人伝」に年代の指定がない倭国大乱についても桓帝・霊帝の間(146年 – 189年)と非常に大まかではあるが年代の指定がある。