カラスのジョンソン

カモメのジョナサンならぬ、カラスのジョンソン。

かつてドリアン助川として叫ぶ詩人の会を率いた、明川哲也の小説。

傷ついた一羽のカラスと二人の人間が出会い、物語は始まる。

二人きりで生きる母と息子に、傷を癒されたカラスは野生に帰り

生きることの困難の中で、それぞれが季節をこえていく。

都会の害鳥として処分されてしまう、カラスたちの叫びと悲しみ。

生活の困難に耐えきれず、親子もまた窮地にたたされる。